マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者でコンセプトアーティストのアンディ・パークが、ディズニー+で配信される『ワンダヴィジョン(原題:Wandavison)』の高解像度アートを公開した。自身のインスタグラムアカウントで紹介している。
『ワンダヴィジョン(原題:Wandavison)』は、マーベルの映画シリーズ「マーベル・シネマティック・ユニバース」に登場するワンダ・マキシモフとヴィジョンを主人公とする作品。今回紹介されたアートでは、ワンダとヴィジョンが楽しく手を繋ぎながら会話している様子が見て取れる。
特筆すべきはヴィジョンの額だ。映画『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』でヴィジョンはサノスから額の石を奪われ命を亡くしたものと思われていたが、どうやら完全な人間の見た目を手に入れ生き返った模様。はたまた石を元に戻す作業のなかでなかったことになったのか。
アンディ・パークが公開したアートは、プリプロダクションの初期から存在したもの。完成までには幾度となく修正をしてきており、決して簡単ではなかったと語っている。なお、本作はすでにあらすじが公開。郊外に住むワンダとヴィジョンの2人が、世に見えるものが思いもよらずすべてに疑いを向けていく様子を描くとされている。
『ワンダビジョン』で脚本を務めるのは、『キャプテン・マーベル』のジャック・スカエファー。監督はマット・シャクマンだ。またワンダとヴィジョン役のポール・ペタニーとエリザベス・オルセンは続投。『アントマン&ワスプ』のジミー・ウーと『キャプテン・マーベル』のテヨナ・パリスが脇を固める。
なお本作はコロナウイルスの影響を受けながらも、撮影とVFXの作業を終了させているとのこと。特に問題がなければ、2020年の後半にディズニー+にて配信される見込みだ。